積もる 積もる。

受験シーズンですね。
メガネさんも桜宮高校バスケットボール部に入部したいのですが、
あの市長が許してくれないので断念しました。

受験生に対する3大禁句といえば「落ちる」「すべる」「転ぶ」などがありますが、
先週末の大雪で、ニュースキャスターがこれでもかと連呼してましたね。
メガネさんも久しぶりの銀世界に、少しテンションがおかしくなってしまいました。

では、その模様をリポートしましょうか。


1月14日(月) 成人の日

メガネさんの暮らす埼玉県ザーニー市では、
夜半過ぎから降り続いてた雨が、早朝から霙に変わり、
朝8時を過ぎたころには・・・


d0025570_18273269.jpg

道路、駐車場、畑など、まるで片田舎のような・・・
いや、本当に冬の東北かと見間違うような、白銀の世界と化していました。。


d0025570_18525726.jpg

メガネさんちのベランダからは、数々の「運転見合わせ伝説」を誇る、
JR武蔵野線のザーニー駅が見えるのですが、


d0025570_18554361.jpg

幸いまだ運行してる様子です。
ただこの後、大方の予想通りの結果となるのですが。。。


d0025570_191633.jpg

音も無く、深々と、厳かな気配さえ感じる雪の舞。


d0025570_1914680.jpg

ベランダの手摺りに積もった積雪が5センチを超えた12時ごろ、
ようやくヨメが起きてきました。

雪だ~! 雪だぞ~!!

寝起きの第一声は、秋田のなまはげ並の大きな声色でした。

えぇ、だいぶ前から知っています。
ニュース番組は朝からその話題で持ちきりです。

童謡に出てくる犬のように、喜び部屋駆け回るヨメ。
そして次の瞬間、何を思ったのかベランダに出て・・・


d0025570_1954790.jpg

雪だるまを作りはじめた雪の妖精。
もちろん自称・コロボックルなので、頭の上に雪が積もろうが気にしないったら、気にしない。
トンチンカンチンな寒い中、一生懸命こねた雪だるまは番組の後半で!!


d0025570_21214561.jpg

それよりも、午後になってだいぶ雪が強くなってきましたよ。
雪が縦でなく、横なぐりに降ってます。
まるで豪雪地帯の光景です。
青森生まれのヨメにとって「豪雪」という響きは「やる気スイッチ」がONするキーワード。
案の定、発した言葉は・・・

外に行こう!!

関東平野で40年暮らしてきたメガネさんにとって、
雪の降る街を歩く行為は「死」を意味するデスワード。

思い出だけが通り過ぎてゆく・・・雪の降る街を。
遠い国からおちてくるこの想い出を・・・ この想い出を・・・いつの日か包まん。。。
あたたかき幸福の微笑み~♪

思わず「みんなのうた」でかかってた歌を、脳内で「ひとり輪唱」してしまいました(この間2秒)。
そして、Facebookの「いいね!」を押すように、何も考えずに「いいね!」と言ってしまったロクデナシ。

吹雪の中まず向かった先は、歩いて3分のザーニー駅。


d0025570_21271418.jpg

先に紹介したように、案の定「運転見合わせ」となってしまった武蔵野線。
こんな天候で乗ろうと試みるのが愚の骨頂。
電光掲示板の見上げる先は「府中本町」か「東京」なのか。
いずれにしろ、本日辿りつけないことは決定事項です。


d0025570_2213459.jpg

少し歩いて、川越街道に出てみました。
埼玉県民の玄関「池袋」と、小江戸「川越」を繋ぐ夢の道。
こんな天気なのにトラックが多いのは、ザーニー周辺に倉庫が集中してるからでしょうか。
トラック野郎にとって「納品遅れ」という事態は一番避けたい男道。
ドライバーのプライドが川越街道上空を「豪雪渋滞」によるイライラで埋め尽くされてます。


d0025570_22262320.jpg

まだ誰にも汚されていない場所に足跡をつけるのは、生きとし生けるものの憧れ。
ウサギ? キツネ? いいえ、メガネです。


d0025570_22304464.jpg

この歩道橋を上れば「auショップ」に行けますが、
今日この階段を上るのは勇気がいりますよね。
憧れの剛力ちゃんに会うためのハードルは、高く険しいということです。


家を出て数分歩いただけなのに、手も足も冷たくなってきました。
えっ!? 心も冷たいだろって?
いえいえ、財布の中身も寒いおっさんですが、今日の天候にすでに心が折れました。


d0025570_2242242.jpg

ちょうどいいところに喫茶店があったので、休憩しましょうよ。
急がない、急がない。一休み、一休み。

まるで「連想ゲーム@NHK」における「檀さん、大和田さん、檀さん」を髣髴させる言葉の繰り返しを念じながら、
別の頭で「ホットココアプリーズ」と決めたフレーズを繰り返すメガネでしたが・・・


d0025570_22493781.jpg

OH! SHIT!!


まさかの定休日!!


メガネが曇る熱々のホットココアが幻と消えた今、
何を求めて彷徨えばいいのか???


「もう帰ろうよ。。。」


ついに吐露したメガネの心の叫び。
ヨメのやる気スイッチはONのままでしたが、メガネの心は


「OFF! OFF!! OFF!!!」

なのです。


d0025570_2255833.jpg

定休日の喫茶店を背にして、小さな公園がありました。
小さな子供が遊んでる雰囲気がありますが、
寒さに震えて何も聞えません。
何も聞かせてくれなません。
僕の身体が昔より、大人になったからなのかもしれません。

あっ、また歌詞ネタに走ってしまいました。
これはモヤモヤ病を克服したあの人の歌詞ですね。


d0025570_236252.jpg

思春期に少年から 大人に変わる~♪

つか、思春期も当分迎えそうもない児童がいます。
みんな元気です。
小さな手で雪をまるめて、玉を作って相手に投げてます。

あっ、それって「雪合戦」っていうのですね。
平成生まれの子供は色々な遊びを知ってますね。


d0025570_23114223.jpg

「馬」的な遊具の隣に「辰」的な雪だるまを作る発想がすごいと思います。
「辰年」から「巳年」に替わった矢先のこのアイデア。
そうえば「辰巳琢郎」さんて、12年に一度ブレイクしそうな名前ですね。


d0025570_23172834.jpg

そんな発想しか思い浮かばない、
やわらか頭を持つ時代の寵児たちを羨む40男でした。

うー寒い!!!!!!



ちなみに・・・


ヨメが一生懸命作った雪だるまは・・・


d0025570_23203394.jpg

ワインボトルに負けずとも劣らない、立派な作品でございました。
今宵の晩酌は天然雪で冷却した、イタリアワインと国産ビールを満喫です。

う~、ベリッシモ!!
[PR]

# by wakachannel471225 | 2013-01-20 22:12

ヨイトマケの夜

正月の昼間からゴロゴローゴロゴロー
あーあ、ペニオクから広告塔の依頼が来ないかなぁ~。

あけましておめでとうございます。
久しぶりのブログ更新です。
おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。
すいません、魔女宅のパクリです。
今年はなるべくブログ業に励みたいと思います。

手近な話題として、紅白を語りましょうか。

12月31日21時16分
そのとき、歴史は動きました。

d0025570_10515852.jpg

メガネさんの心の友「ももクロ」ちゃんたちが、ついに紅白でパフォーマンスする時がやってきたのです。
紅組として後半戦の1曲目という大事なポジションをまかせられた彼女たち。
しかも初出場というプレッシャーが重く肩にのしかかっているはずです。

こんなとき、自称・モノノフとしてやるべき事はただ一つ!

夏菜子(赤) 「私たち、週末ヒロイン ももいろクローバー・・・」


d0025570_10595878.jpg

ゼェーーーーット!!

テレビの前で一生懸命応援することが、彼女たちへのささやかなエール。
晴れの舞台をしっかりと見届けることが、メガネさんの使命。
キモファン特有の勝手な熱い思いを抱きつつ、文字通りテレビの前でかぶりつく40男。


d0025570_1135820.jpg

紅白特別メドレーを唄うということを事前に知っていましたが、
最初に披露したのは最新のヒット曲「サラバ、愛しき悲しみたちよ」でした。
「さらば青春の光」で有名な布袋寅泰さんとコラボしたという同曲は、
まるでお伽噺の中にいるような不思議な世界を見事に体現してくれてます。


d0025570_1121295.jpg

まるで飛び立つヒナを見守る親鳥のごとく、
優しい目をして画面を見つめるキモ親父。


d0025570_1123214.jpg

見事水面から飛び立った逞しい我が子の成長に、
思わず顔がほころぶロクデナシ。

暖かく見守ってたつもりが、実は彼女たちから勇気をもらってることに毎回気付かされます。
そしてそんな感慨に浸ってるのも束の間・・・


d0025570_1128419.jpg

白黒の衣装からの早着替えで、
いつものコスチュームへ華麗に変身!!
メドレーの2曲目は「行くぜっ!怪盗少女」でした!!

この時点で涙腺崩壊のメガネさん。
肩を震わせ、ヨメに悟られまいと静かに鼻を啜ってます。

ただ、メガネさんの好きなこの曲のこの場面で一気に崩れおちました。


d0025570_11331366.jpg

「無限に広がる 星空よりもキラキラ輝く みんなの瞳
何より いとしい 宝物だからいつも 全力で歌おう!踊ろう!笑おう!!!」

会場が、ファンが、いや日本中が聴き入った夏菜子(赤)のソロパートで、
人目(ヨメ目)をはばからず号泣してしまいました。
40年間紅白を見てきましたが、こんなに感動したのは初めてです。

そして最後にもっと心を震わせる事件が!!

最後のメンバーコールの歌詞は、脱退したあかりん(青)がいた当時のオリジナルバージョン

「We’re the ももいろクローバー レニ カナコ アカリ シオリ アヤカ モモカ

を披露したのです!!
6人で果たせなかった紅白出場だけど、あかりんの魂もステージにあげてるという彼女たちのメッセージに、
膝から崩れ落ちたのはメガネさんだけではないはずです。

そう、最後の歌詞がすべてを言い尽くしています。

Go! Now! 君のハート めがけて Sing a Song!


彼女たちのパフォーマンスが終わり、次の出演者「TOKIO」が始まっても、
しばし放心状態のメガネさん。


d0025570_11485478.jpg

茫然自失、自我崩壊、焦燥感漂う本厄オトコ。

23時45分。
白組の勝利を聞いた瞬間、崩れるように眠りに落ちたオメデタ親父でした。。。




父ちゃんのためなら エンヤコラ

母ちゃんのためなら エンヤコラ

もうひとつおまけに エンヤコラ・・・
[PR]

# by wakachannel471225 | 2013-01-02 11:41 | NHK

ご都合主義、10月もかく語りき。

ジョブズ気取りで黒のタートルネックを着てたら、
バカリズム扱いされました。
入稿しーの、検版しーの、下版しーの、トツギーノ!!


いまさらですが、10月に読んだ本をいまさら書き留めます。
もちろん、当サイトはネタバレ必須ですので。


d0025570_18514988.jpg

【ぼくのメジャースプーン@辻村深月】

「ツナグ」で思いのほか感動したので、BOOK-OFFで購入しました。
主人公は小学4年生(10歳)の男の子。
「○○しないと、××になる(if…then…の条件文)」といった、呪いをかける(相手を縛る)能力を持っています。
彼の大切な人が傷付けられた時、復讐のため犯人にこの力を使うことを決意するのですが、
どんな「条件」と「罰」を提示するかを決めるまでの1週間を追います。

「いわれなき悪意にどう対処するか?」
「悪意に対する罰とはどんなものがふさわしいか?」

そんな難しいお題を秋山先生(同じ能力を持つ大人)とともに学びながら導き出していくのですが、
結論に至るまでのエピソードの積み重ねが、深く重く読み手に襲い掛かります。
もし自分だったらどんな「条件」を提示するのだろうと考えながら読み進めるのが良いのでしょうが、
考えるのが面倒なほど疲れるテーマなので、何の結論も出せぬまま読了してしまいました。
誰かのためにここまで考えたことがないメガネさんにとって、10歳の男の子のしっかりとした思考に脱帽です。


**********************************


d0025570_1938079.jpg

【冷たい校舎の時は止まる(上・下)@辻村深月】

3作連続・辻村深月。
上巻はBOOK-OFFで購入しましたが、下巻は同僚に貸してもらいました。

雪の日に校舎に閉じ込められてしまった高校生8人の話。
学園祭の日に自殺したのはこの中の誰なのか・・・という設定。
上巻の中盤くらいから一気にスピード感があがります。
続きが気になるので疾走しながら下巻に突入。
ですが、途中から一人一人の過去のエピソードがとても丁寧に深く長く綴られ、
しかも全1200ページというボリュームに「早く読み終えてしまいたい」という感覚を
強く抱きながら読んでました。

途中、自殺したのは誰か?という「解答用紙」的なページがあり、
自分なりの考えをまとめてから答え合わせをしつつ読むべきだったのでしょうが、
何だかよくわからなかったので、何も考えないまま読み進めました。
ただ、深月の異常なまでの自己嫌悪も、みんなが深月を守ろうとするやり方も全く共感できませんでした。


**********************************


d0025570_2225632.jpg

【小暮荘物語@三浦しをん】

小田急線・世田谷代田駅から徒歩五分のおんぼろアパート「木暮荘」を舞台に巻き起こる
「性」と「愛」と「恋」と「セックス」を題材にしたオムニバス短編。
性別によって、年齢によって、境遇によって、環境等々によって千差万別な題材。
テンポよくユーモラスな語り口、破天荒かつコミカルなエピソードの数々、
どこかズレた変人キャラのオンパレード。これぞ「しをん女史ワールド」。
喜怒哀楽だけでは割りきれない複雑な感情、明と暗が渾然一体となった人生、
日常の中に潜む微量の異常・・・こういうのを描くのが本当に巧いなと改めて感心しつつ読了。


**********************************


d0025570_22415133.jpg

【ふくわらい@西加奈子】

新刊で購入しました。
しかもサイン本。
ありがたや。

読み切るのがもったいないけれど、読み進まずにはいられない、全開の西加奈子ワールド。
生真面目で、まっすぐで、感情の見えない鳴木戸定(ナルキドサダ)という女性編集者。
子供のころから福笑いが好きすぎて、こっそり目の前の人の顔で福笑いして楽しんだりしている。
言葉を並べて文章を作るということを、パーツを配置して顔をつくる「ふくわらい」になぞらえる感じに、ひと唸り。
恋愛も友情も知らなかった定が、もの凄く個性的な登場人物との関わりの中で
感情や表情を自分のものにしていく、生々しくも鮮やかな世界。
無防備で無垢な魂。
魂と魂のぶつかり合いみたいな小説は彼女にしか表現できないとつくづく感じました。
そして、そんな彼女の世界が大好きだ。


**********************************


10月は以上5冊です。

そして気が付けば11月に突入です。
40歳まであと50日。
30代のうちにやり残したことは・・・40代の宿題にします。
[PR]

# by wakachannel471225 | 2012-11-05 23:08 | BOOK

ご都合主義、9月もかく語りき。

「手術をした」と言い張る強い心が欲しいです。

いまさらですが、9月に読んだ本をいまさら書き留めます。
もちろん、当サイトはネタバレ必須ですので。


d0025570_18332549.jpg

【ぶらんこ乗り@いしいしんじ】

児童文学のような文体ですが、かなり深いです。
ぶらんこが上手で、指を鳴らすのが得意な男の子(とても頭がいい)。
声を失い(正確には、吐きたくなるほどのヒドイ声になった)、
でも色々な動物と話ができるようになった、寓話作りの天才少年。
もういない、わたしの弟(姉の視点で語られている)。

川のおばけに見初められ、声の代償に「あっち側」へ通じる「ぶらんこ」に乗れるようになってしまう弟。
ナマケモノが自ら木から落ち、象がローリングして鳩を殺し、薬物中毒のコアラがいる「あっち側」と、
動物たちの話を書きとめて姉に見せることで「こっち側」に繋ぎとめられていた弟。
弟が感じていたのは「あっち側」への恐怖だけでなく、
夜に動物たちが現れるまで「あっち側」と「こっち側」の中間にいるときのぶらんこ乗りとしての孤独なんだな。

「けっして思い出にすがるんじゃないよ。そのかわりね、できるだけ死を考えなさい」


**********************************


d0025570_1920552.jpg

【舟を編む@三浦しをん】

ついに2012年本屋大賞作品を購入しました。
辞書を作る人たちのお仕事小説。
または、辞書と文字が紡ぎ出す大人の青春ストーリー。

主人公の馬締(まじめ)の一途な辞書編纂への思いと、彼を取り巻く人々が一つになって、
15年の年月をかけて辞書「大渡海(ダイトカイ)」を作り上げていきます。
言葉の海にとりつかれた人々の熱い思いが美しい。
電子辞書とは違い、用紙の「ぬめり感」まで大切にするこだわりに脱帽。
日本語の味わい深さも改めて諭してくれる著者の筆力を再認識。

終盤の「俺たちは舟を編んだ」の一文に辿り着いたとき少しグッと来ました。
こんなに達成感を味わえる仕事が羨ましい反面、決して係わりたくないと思いました。


**********************************


d0025570_20402183.jpg

【ツナグ@辻村深月】

死者と生者を繋ぐ使者「ツナグ」。
死者は生者の心にしか存在できないはずだけど「ツナグ」に頼めば1度だけあわせてくれます。
満月の夜に、高級ホテルの一室で、しかも無料で。

設定的には「世にも奇妙な物語」ですが、そこはやはり直木賞作家の筆力で、
心に沁みる4編の逸話にどんどん引き込まれていきました。
特に、婚約者が7年前に行方不明になった男の話の「待ち人の心得」に号泣。
婚約者の儚く健気なエピソードに、おっさんの涙腺は崩壊です。
しかも車を運転しながら読んでたので、泣きながら運転するおっさんはかなりキモかったと思います。

思わず映画版を観にいこうかと心揺れましたが、婚約者役が「桐谷美玲」と知ってやめました。
あたしの脳内変換と全然違いますから!!


**********************************


d0025570_12565949.jpg

【生きてるだけで、愛@本谷有希子】

狂女の独白です(同棲してる彼氏アリ)。
でも、主人公のネガティブで痛々しい言動は不快にさせるようで、どこか客観的に自己を見つめているから、
こちらも良いテンポで共感し、苦笑し、苛立ったりしながら読めました。
心根がまっすぐなので憎めないということもある。
頭がおかしくなってる分「頭使って言葉並べて」るだけあって説得力があるのでしょう。
五千分の一秒、その瞬間を捉える為に費やした時間は、悲しくもやはり愛の形なのだ。

でも、こんなメンヘラ女に付き合うのは嫌だ。


**********************************


9月は以上4冊です。

一昨日、インフルエンザ予防接種を受けました。
いま、左腕がボンボンに腫れています。
上腕二頭筋でメガネ軍とエンザ軍が戦っています。
このままでは負けそうな気がするので「レッドブル」を飲んでみました。
[PR]

# by wakachannel471225 | 2012-11-03 16:34 | BOOK

ギュウギュウのお座敷でモウモウと叫ぶ!

ドラえもんを読んで「ドラ焼き」を食べるようになりました。
獅子丸を見て、お風呂場で「竹輪」を使って水とんの術を試みました。
キン肉マンの影響で「吉野屋」の牛丼は・・・食べなかったな。
だって、美味しくないんだもん。

ニクよりもサカナスキーなメガネさん。
魚肉ソーセージを咥えてる女の子に妄想を膨らますロクデナシ。
そんな40歳目前の不埒なおっさんが先日、巷で有名なあるお店に行ってきました。


JR山手線・日暮里駅下車。
谷中のネコを追いかけながら5分ほど歩くとその店は突如現れます。

d0025570_11451766.jpg

ただの古びた民家の前に佇むおっさんたち。
そうです。
「暖簾」も「看板」もありませんが、ここが我らの目的の店。


d0025570_1281968.jpg

唯一の目印となるものが、ガラガラドアに貼られた店のステッカー。

「もんじゃ 大木屋」

もんじゃ屋なのに予約しか受け付けない敷居の高さ。
大衆的メニューの上位にランクされる食べものなのに、何故か緊張感が漂います。

僕らは18時に予約してあるので、いざ入店しましょうか。


d0025570_12211586.jpg

店内は想像してた通り、狭く、暑く、小汚く、
下町特有の匂いがプンプンします。
テーブル2つ、座敷席2つ。
それらを囲むイスと座布団に座るとかなりの窮屈感です。

では、何故ここまで人気のある店なのでしょうか?
その答えは、店内に貼られた汚い印刷物にありました。


d0025570_12224018.jpg

「ネイチャージモン2」(ヤングマガジンコミックス刊)

ダチョウ倶楽部の寺門ジモン氏原作の漫画において紹介された実績を、
単行本のカバーを外して壁に貼ってアピールしてました。

メガネさんも事前に借りて読んでみましたが、かなり興味をそそられる内容でしたので、
ツッコミどころを少しまとめますと・・・

①メニューはコースしかない(単品での注文は受け付けません)

②呑み物はセルフサービス(各自で奥にある冷蔵庫に取りに行く。お会計はビンの数で確認)

③店員は口を出すだけ(肉の返し以外はほとんど客にやらせます)

他にも色々ありますが、前情報なしで訪問すると痛い目に合うこと間違いなしです。

では、コースなので初めてもらいましょう。
鉄板の上に置かれた最初のメニューとは・・・


d0025570_12473631.jpg

「かつおのたたき」でした。

もんじゃ屋なのに、オープニングで刺身の登場に、店主の強い信念が伝わってきます。
たぶん前菜の変わりなのでしょうか。
「かつお」を覆う一面に撒かれた玉ねぎとニンニクにコース料理の流れを感じました。
うぬぬ、やるな!!

ここで店主から声がかかります。

「早く食べないと次に行けないよ!!」


d0025570_1314699.jpg

鉄板を空けなければ次の料理に進めない。
至極もっともなゲキです。
せかされるように一同箸をつつき合います。


鉄板をキレイにして、ようやく火が入ります。
店内に熱気が出てきました。

そして次に登場したのが・・・


d0025570_1394470.jpg

肉の塊がズドーンと置かれました。

誰が呼んだか「エアーズロック」と名付けられたその様は、
塩こしょうで味付けされた赤レンガ。
3匹の子豚の3匹目が喜びそうなこのフォルム。


d0025570_715031.jpg

横から見ても凄いんです。
その厚みといったら「広辞苑」並み。
決して相原コージのギャグ漫画ではありませんが、
この存在感はギャグそのもの。

ただし、こんなにぶ厚い肉なので、火が通るまで時間がかかります。
この時代、この季節、生肉は危険だからね。
片面焼くのに10分、ひっくり返してもう10分、肉を目前にして20分間もおあずけ状態となるんです。

これは手持ち無沙汰。。。

そこで店主からミッションを言い渡されました。

「これ、かき混ぜといて!」


d0025570_7242654.jpg

業務用のボールに大量のキャベツ、焼きそば、魚肉ソーセージ等。
これはもしかして・・・もんじゃの材料ですか!?

ご明答。
肉が焼きあがるまでの待ち時間を利用して、コースメニューに含まれてるであろう「もんじゃ」の具を、
客にかき混ぜさせるという画期的な手法だったのです。

これなら時間つぶしにもってこいですからね。


d0025570_7342593.jpg

店主の言うことは絶対なので、素直にかき混ぜましょう。
つか、キャベツと焼きそばが重すぎて、かなり疲れるので要注意です。

そんなことをしてるうちに・・・


d0025570_8583626.jpg

表裏色づけされた「エアーズロック」が完成しました。
語源はオーストラリアの一枚岩ですが、
世間的には一応、国産肉で通ってます。

本物が見たい人はコチラ ↓


d0025570_922595.jpg

【参考資料(wikipediaより)】

「世界の中心で、愛をさけぶ」の舞台となったオーストラリアにある地球のへそ。
なるほど、言われてみれば似てますね。
では、さっそく目の前の肉を喰らいましょうか!!


d0025570_9152053.jpg

さすがにこのままガブリつけないので、
店員さんが丁寧に切ってくれました。
店内暑いので、Tシャツを何回も着替えるオシャレ店員です。


d0025570_9184725.jpg

地球のへそが帝王切開されました。
赤みがだいぶ残ってますが、地球のマグマを演出してるのでしょう。
では、実食です!!


d0025570_9284770.jpg

肉を喰らうときはワイルドになるメガネさん。
野人・中西学(新日本プロレス)ばりの迫力で口の中に放り込みます。
すると・・・


d0025570_9285930.jpg

「んまーい!!」

世界の中心ならぬ、足立区のはずれで肉を叫んでしまったメガネさん。
その美味さは、中西にアルゼンチン・バックブリーカーをくらって呻く永田裕志選手級。
かなり分かりずらい例えですが、要は「肉に敬礼」してしまうくらいってこと。

表面の焦げ付きと、中面のスーパーレアさ加減が微妙にマッチして、
かつて味わったことのない世界が小宇宙となって広がります。

ここは何処だ?


オレは誰だ?


お前はメガネ。


40メガネ。


d0025570_9483685.jpg

少しぶっ飛んでるうちに、次なる料理が出来上がってました。
「ホタテとネギのバター焼き」です。

ここにきて、まさかの居酒屋メニュー。
誰もが認める鉄板焼きの定番。
ハズレなしの安心の美味しさは、箸やすめ的な役割でしょうか。

魚 → 肉 → 貝 と移ってきたので、今度は肉に戻るのか?

そして先ほどかき回した「もんじゃ」の出番はいつなのか?

そんな期待と不安を覚えつつ、ここでお酒の話をしましょうか。


d0025570_9563541.jpg

先にも記しましたが、セルフサービスなので自分で冷蔵庫まで取りに行きます。
もちろん生ビールはないので、瓶ビールで乾杯です。


d0025570_100156.jpg

でも、ビールはすぐにお腹が膨れるので、そういう人のためにワインも置いてあります。
アメリカ産カルフォルニアワイン(やや辛口)。
しかもペットボトル。
白なのにあまり冷えてない。


d0025570_103267.jpg

なので、冷えてなくてもアリな人のために赤もありました。
白と同じアメリカ産カルフォルニアワイン。
つか、同じ銘柄の赤と白。
本当に肉と合うワインを選定してるのか、仕入れの関係で置いてあるだけなのか。
いささか疑問が残るセレクトですが、そんな事はどうでもいいですよね。


d0025570_109964.jpg

気づけば鉄板の上には「コロッケ」が乗せられてました。
いや、コロッケではないことは後で判明するのですが、
見た目はコロッケなので、いまはそう呼びましょう。


d0025570_10143477.jpg

そのコロッケの周りにキャベツで土手をつくる店員さん。
まるで「コロッケの巣籠り風」というオシャレ料理な感じがしたのも束の間。


d0025570_10173032.jpg

巣が出来たら、上からソースビームで味付けです。
パティシエ気取りで見た目を演出する職人さん。
そして職人の「どうぞ」の掛け声とともに、コロッケを割ると・・・


d0025570_10221754.jpg

なんということでしょう!!

コロッケと思ってた揚げものは「メンチカツ」だったのでした!!

中から肉汁がジュワーと溢れだして、ゲリラ肉汁となって鉄板をおそいます。

ですが、周りのキャベツが土手となって流出を防ぐ完璧な防災対策。

鉄は熱いうちに打て!

肉汁は熱いうちに喰え!!


d0025570_1027465.jpg

我れ先にと箸を伸ばす欠食児童たち。
誰もが「ギブミーニクジル!」と叫ぶ肉の化身となっています。

そんなに慌てて食べたら・・・


d0025570_1032188.jpg

熱”っ!!!


d0025570_10341354.jpg

思わず吐き出すオタ(口癖は「澪はオレの嫁」@けいおん!)。
汚いなぁ。。。

かろうじて鉄板の上に吐かずに、自らの素手でブロックしたのは良しとしよう。

「すみません・・・」と、オタ撃沈。。。


d0025570_10372215.jpg

あーあ、バカだなぁ。
ニャンコ舌なんだから、ちゃんとフーフーしないとダメだよ。

しつこい位にフーフーしないとね。


フー

フー フー

フー フー フー


よしっ!!




d0025570_103928100.jpg

熱”っ!!!!!!

メガネ死亡。。。
(口内火傷、口内炎発症@全治2週間)


結局、熱い印象だけしか残りませんでした。


さてさて、ここまでで結構お腹が膨れましたよ。
もう帰りたい気分になってますが、
テーブルの側に放置されたあの具材が出番を待っています。

そしてついに、店主から声がかかりました。

「よーく混ぜたら鉄板に流して! でも一回じゃ全部ムリだから、まず半分ね!」

満を持しての「もんじゃ」の登場に会場がどよめきます。
大トリをつとめるメインメニューですが、ちょっと微妙な雰囲気です。


d0025570_10502267.jpg

半分でこれかよ!!

鉄板を覆う一面のもんじゃ。
土手も何も作らない、ただの垂れ流し。
でも、これが大木屋風だそうで。


d0025570_10541269.jpg

野菜炒めのようにコテでこねくり回します。
グネグネ回してるときはすごく楽しいのですが、


d0025570_10561893.jpg

出来上がった量と質を目の前に、かなりドン引きです。
これ・・・全部喰えるのか?

もはや焼きものに飽きてしまってる一行にとって、
この期に及んで出てきたジャンクな見た目と匂いにやられ、
しばし呆然としてしまいました。


d0025570_1112374.jpg

コテでおこげを作りながら食べるのも面倒くさいので、
箸でつまんで食べるB級グルメ。
どうせならスプーンですくって食べるのが最適だと思います。



これでコースはすべておしまい。
つか、もんじゃ屋さんの本業である「もんじゃ」が一番食べるのが辛かったです。


d0025570_1153280.jpg

ちょうど2時間かけてどうにか完食しました。
どこからもなく「頑張った! よく食べた!」という声がわきあがるほどのボリュームに、
一同ため息が漏れてました。
「食べきった」よりも「やりきった」感のほうが強いです。


見た目重視の下町型エンターテイメントとしては十分楽しめました。
でも、また行きたいかと聞かれたら「ハハハ」と笑い飛ばします。

ごちそうさまでした!!
[PR]

# by wakachannel471225 | 2012-09-08 12:25 | gourmet

ご都合主義、8月もかく語りき。

「ヤングなでしこ」略して「ヤンなで」。
若い女の子が頑張ってる姿を見るのが大好きなおじさん達にとって、
また格好の応援コンテンツが現れました。

飛び散る汗、ひたむきなプレー、弾ける笑顔・・・。
まさに「ももクロ」の人気要因を持ち合わせた「ヤンなで」のみなさん。
もはや「けいおん!」の次は「やんなで!」としてアニメ化したほうがいいと思いますよ。


8月に読んだ本をいまさら書き留めます。
もちろん、当サイトはネタバレ必須ですので。


d0025570_21343247.jpg

【カソウスキの行方@津村記久子】

世の中を斜に見てる感じや、すっとぼけた感じがとても好印象の津村ワールド全開。
OLの主人公・イリエ(20代後半・女/彼氏なし)のズレ具合が絶妙。
つまらない職場を自分なりに楽しくしようとして、好きでもない同僚の男を「仮想彼氏」とする発想が秀逸。
つまり「カソウスキ」=「仮想好き」ということ。
日々の色々なやり切れなさを、妥協でなく「おバカな工夫」で乗り切る姿が滑稽で愛おしい。

何気なく、さり気なく、じんわり流れて行く日常をこんな風に活字に出来るのが羨ましいです。


**********************************


d0025570_21475936.jpg

【嵐のピクニック@本谷有希子】

久しぶりに新刊を購入。
話題の本谷有希子女史ですが、初読です。
13の奇妙で不思議な世界を描いた短編集。
藤子F不二夫先生でいえば「SF(すこしふしぎ)な世界」。
ショートショートの星新一を思わせるヘンテコ短編。
戯曲屋として有名な方なので、すべての話が舞台化できそうなクオリティでした。

そういえば池袋芸術劇場で公演があったな。
ヤフーでググッてみよう。


**********************************


8月は以上、2冊です。

最近、苔を育ててます。
毎朝ボールに水を張って、鉢ごと水に沈めます。
すると、苔から空気がブクブクと泡だって吐かれ、
そのブクブクが止まるとお腹いっぱいの合図です。

オバQでいえば「ラーメン風呂」。
メガネでいえば「インドカレープール」。
誰もが羨む全身で叶える夢を体現する「苔」に毎朝嫉妬してる小心メガネです。


d0025570_22115780.jpg

名前は「苔子」。

メスです。
[PR]

# by wakachannel471225 | 2012-09-04 22:22 | BOOK

ご都合主義、7月もかく語りき。

本日2012年9月3日は、
ドラえもんの生誕100年前だそうです。
生まれる前からお祝いするなんて、先走りすぎにも程がありますね。
つか、あと100年でASIMOはどこまで進化するのでしょうか。
まったく未来を感じられないんですが。

7月に読んだ本をいまさら書き留めます。
もちろん、当サイトはネタバレ必須ですので。


d0025570_21223143.jpg

【ねこのばば@畠中恵】

「しゃばけ」シリーズを初読み。
しかも、いきなり第3弾から。
全5話の短編集なので、テンポがいい。
これも江戸言葉ならではの小気味よさなのか。
それとも病弱な若旦那と妖が繰り広げる世界の楽しさからか。
ハッピーエンドの話ばかりではないけれど、良い感じの余韻が残る秀作揃い。

鳴家たちが、白雪姫を慕う7人の小人っぽく思えてしょうがないね。


**********************************


d0025570_2137335.jpg

【こうふく あかの@西加奈子】

「こうふく みどりの」と2冊セットで読むものらしい。
そして「みどりの」を先に読んだほうがよかったらしい。
でもブックオフで売ってなかったから「あかの」を先読。

2007年、妻に自分の子ではない子供の妊娠を告げられた39歳の男と、
2039年のプロレスラー・アムンゼンの話をどう繋げてくるんだろう? 
と思ってたけど、壮大な親子の話だった。

主人公と同じ年齢のメガネさんにとって、猪木の試合は特別なもの。
場末のリングサイド居酒屋で、男たちが黙って猪木の試合のビデオに没頭する描写が秀逸。
なかなかのボンバイエだ。


**********************************


d0025570_2236217.jpg

【地下の鳩@西加奈子】

大阪・ミナミが舞台。
キャバレーの呼び込み40才吉田(イキリ癖あり)。
色気のないチーママ29才のみさを(吐きダコあり)。
オカマバーのママ44才巨漢のミミィ(趣味は人間観察)。
地下鉄にいる鳩の様に、暗い闇の中で過去に縛られ地上に飛んでゆけない人達の話。
幸せになる未来が見えないし、その閉塞感が辛い。

イジメた奴は忘れてる。
イジメられた方はトラウマとともに生きている。


**********************************


d0025570_22564235.jpg

【そのノブは心の扉@劇団ひとり】

個性的で、変態で、ひとり遊びが好きな子供がそのまま大人になったような、
そういう人にわたしもなりたい。

「駄目ナルシスト」・・・いい言葉じゃないか。。。


**********************************


7月は以上、4冊です。
1年以上胃が痛かったのですが、先日ようやく病院に行きました。
そしていきなりの胃カメラ飲みという離れ業。

口からカメラ付のホースを挿入され、
むせび泣くほど辛かったのですが、
結果は無常にも「特に異常なし」でした。

そこまでしたのだから、何か見つかれよ! 

と理不尽な憤りを感じたのも束の間、
その後の触診と問診の結果、
「尿膜管遺残」という特異な病名を告げられました。

何だか脆弱な病名ですが、
胎児のときのへその緒の管がまだお腹に残ってる、という非常に恐ろしい病気らしいです。
お腹が常に痛いのも、やたらと頻尿なのも、ヘソから白い汁がでるのも、
みんなこいつのせいだったのです。

手術をすれば治るらしいのですが、手術の事を考え過ぎてさらに胃が痛くなるのも本末転倒なので、
しばらく放置しておこうと思います。

えぇ、得意の先送りですよ!!

テスト前に暗記パンを食べ過ぎて、お腹を壊した気分です。
[PR]

# by wakachannel471225 | 2012-09-03 23:38 | BOOK

夏のお嬢さん。

今度生まれてくるときはネコがいいです。
自由気ままに街を闊歩して、鎖に繋がれたイヌの周りをこれ見よがしに歩いてやりたい。

そんなネコっ毛で、ネコ舌で、小判ももたないメガネさんですが、
どうしても仲良くなれないクロネコがいます。

d0025570_1716647.jpg

ツミレさんです。

ヨメの実家で暮らす黒い女。
ジジを思わせるツヤのある黒毛がチャームポイント。
ただし、その毛に触れようとする者は、必ず手に深い傷を負うことになります。

人呼んで「悪魔の爪」。

アイアンクロー(鉄の爪)を得意技とするフリッツ・フォン・エリックをも超えた存在に、
原宿界隈が震え上がったものです。


d0025570_22254416.jpg

何見てんだコラ!!


d0025570_2226168.jpg

あ? やんのかコラ!!


こちらとしては、かなり友好的に近づいているのですが、
いかんせん相手から敵国として認識されているので、
ちょっと手を差し伸ばしただけで・・・


d0025570_22284428.jpg

「悪魔の爪」の餌食となり、涙目のまま退散することとなるのです。
嗚呼、分かりあえないロクデナシ。

一方通行の方思い。

永遠に交わらない平行線。

思えば遠くへ来たもんだ。



そんなこんなで3年後の夏・・・


d0025570_8505390.jpg

あれほど爪を立てまくった凶暴っぷりが影を潜め、
なんと、少しだけ背中を触らせてくれました。
たまに思い出したように爪を立てますが、
すぐに自らの舌でキズを舐めて癒やしてくれる博愛っぷり。

あんた、大人になっちまったんだね。

やんちゃしてたあの頃が懐かしく感じた夏の出来事でした。


d0025570_16512266.jpg

子供にしか見えないものもあるんだよね。
[PR]

# by wakachannel471225 | 2012-08-12 08:46

ご都合主義、6月もかく語りき。

4年に一度のオリンピックが始まりますね。
日本人に頑張ってほしいですが、やり過ぎは禁物です。
金メダルを齧るブオトコや、
金メダルにキスするブサイクは見たくありませんから。


6月に読んだ本を書き留めます。
もちろん、当サイトはネタバレ必須ですので。


d0025570_16201822.jpg

【国境の南、太陽の西@村上春樹】

噂の村上春樹の世界を初体験しました。
彼曰く「個人的な感覚や生理的バイブレーションをなるべく正確に分かりやすく言語化する」ことに拘りがあるとか。
だから内容は分からずとも文章が好き、という声を聞くし、
主題をずばり書かないので、読み手によって感想が変わる作家でもあるのだそうだ。

で、この作品。
読み終えてタイトルの意味を考える。
「国境の南、太陽の西」どちらも日常から離れた理想郷、あるいは幻想・・・。
愛する妻とふたりの娘がいて、仕事も順調な30代の主人公・ハジメ。
ある日小学校時代の忘れられない女性・島本さんに出会ったことから、
自分の中の欠落したものに気づき、彼女こそがそれを埋めてくれると考えた。
しかしそれは結局のところ幻想にすぎなかった・・・ってそういうことかな?
国境の南への憧れ、しかし我々は太陽の西へと向かう。
僕らに残るものは砂漠のようなものだけだ。

うーん、やっぱり村上春樹はむずかしい。
最後に何かサプライズがありそうな気がして、結構引き込まれて読み進んだのだが、
結局何が言いたいのかわからなかった。


**********************************


d0025570_14274843.jpg

【窓の魚@西加奈子】

温泉旅行に来た2組のカップル。
当然のことながら同じ場所で同じ時間を過ごしても、感じることは四者四様。
腹の底では何を考えてるかわからない。
最初に登場する「ナツ」が一番おかしな女かと思いきや、他の3人の方かずっとイカれてる。
皆、闇を抱えていて歪んだ愛情でそばにいる。
陰鬱な雰囲気が漂うのだけれど決して嫌な気分にはならない。
結局、死者が誰であったのかは明かされないし、読み終わった時「え、終わり?」と思うのだが、
この突き放した感じがいい。

西加奈子らしいハジケた文体・表現は無いが、「普通の」文学作品として、「普通に」よく出来ている。
が、「西加奈子」を期待すると拍子抜けすると思う。


**********************************


d0025570_14504684.jpg

【月魚@三浦しをん】

古本屋「無窮堂」の主・真志喜と卸しを生業とする瀬名垣の古書に関わる話。
古書の才能を開花させたがために親友の家族関係を壊してしまうきっかけを作った瀬名垣と、
あの日を境に自分と祖父の元を去った父との、遠い日の菜園の記憶をたぐる真志喜。
そんな二人の耽美的BLの空気を含ませた、また匂わせる表現にしをん嬢らしさを感じます。
水底の魚が月をめがけて跳躍し、自分の世界に帰還していくというところの描写が秀逸。


**********************************


d0025570_152349.jpg

【袋小路の男@絲山秋子】

3編収録の短編集だが、表題作「袋小路の男」と「小田切孝の言い分」はワンセット扱い。
袋小路に佇む野良猫のように一定の距離を保っていれば逃げることはしないが、
手にいれようとすると永遠に離れてしまうような微妙な距離感の関係を12年。
日向子はいつかはきっと振向いてくれるという希望が成就すると思ってるふうではないが、
抱いてくれとはストレートに表現する。
小田切は他の女性とは関係を持つがすぐ別れるような男。
なぜ、日向子に手を出さないのかは「小田切孝の言い分」をみてもわからないが、
指も触れ合わない徹底ぶりは「友達として大事だから」といった安っぽい感じとも違う。
「ばかげた話」と思わせない「何か」がすごい。

ただ、3編目の「アーリオオーリオ」のほうが好きな作品だ。
人付き合いを敬遠する主人公の男と、思春期に悩む14歳の姪が、
手紙を通して交流して共感していく様子は、ユーモラスであたたかく沁みてくる。
宇宙とパスタのモチーフ、それを包む空気感が素晴らしい。

「こんばんは。
今日、私は新しい星を作りました。私だけにしか見えない星です。たったの3光日の距離にあります。
名前はアーリオオーリオ。
私は、哲おじさんに手紙を書く時カーテンをそっと開けて、星を見ます。
手紙を書いて、ポストに出して、おじさんに届いて、おじさんが読むまで3日かかります。
そのとき、アーリオ・オーリオの光が届くのです。
なんと!私の手紙は光の速さと競争しているのだ!
おじさんが今、何をしているのか私は知らないし、おじさんがこの手紙を読んでいるとき、
私が何をしているかもわかりません。
でのもアーリオ・オーリオがあるから大丈夫なのです。」


中学3年生の女子からこんな手紙をもらったら、もうすぐ40歳のメガネさんは感動で号泣すること間違いなしです。


**********************************


d0025570_15381534.jpg

【沼地のある森を抜けて@梨木香歩】

「ぬか床」から始まる壮大な物語。
死んだ叔母から引き継いだ、家宝の「ぬか床」。
両親も事故で亡くし、残る身内の叔母が言うには、ぬか床は持ち主を選ぶらしい。
毎日朝晩まぜていると、床の中に卵のようなものを見つけ・・・と、ファンタジー的な要素を感じてたのだが、
終盤は種の繁栄・存続・性のあり方・・・等、生命の神秘に触れるまでに大きなスケールの話になって、とても難しかった。
自分とは何か、生命の根源とは何か、生きるとは何か、そんなテーマだったのか。

途中、話の流れをぶった切ってまで現れた「かつて風に靡く白銀の草原があったシマの話」がいま一つ理解できなかった。


**********************************


d0025570_15564226.jpg

【風の谷のあの人と結婚する方法@須藤元気】

元格闘家・須藤元気の本。
タイトルに「結婚」とあるが、恋愛本ではなく自己啓発本。
ただ、彼らしいユーモアあふれる語り口なので、読みやすく一気に読めた。

学びの基本は、守破離。 守って、破って、離れる。
最初は先生の教えを忠実に守る。
基礎を破りつつ、自分の色を着ける。
アレンジができたら、先生から離れて完全にオリジナル化する。

論語とかのパクリだと思うが、これは使えると思った。


**********************************


6月は以上、6冊です。
毎日バタバタと慌ただしい中、酒だけは時間をかけて呑んでます。
睡眠時間を削ってまで。。。


d0025570_16291771.jpg

出張で大阪に行きました。
大阪では「エスカレーターは右」がマナーらしいです。
もし左に乗ったら

どかんかい、ボケェ~!!

と恫喝されるのでしょうね。

オオサカ コワイ。
[PR]

# by wakachannel471225 | 2012-07-22 16:17 | BOOK

サヨナラ レバサシ

新作モノメネは、パンダの赤ちゃんの鳴き声の予定でした。
高音の叫びは喉をやられるので注意です。


ところで・・・レバサシ好きですか?

メガネさんは、好きでも嫌いでもない、割とどーでもいい部類の食べものでしたが、
6月末で生食禁止ということで、冷やかしついでに食べてきました。


6月30日(土)

東武東上線・朝霞台駅下車徒歩2分。
「焼きとん つるや」さんに入店です。

さっそく「レバサシ」を2人前注文。


d0025570_17725.jpg

ごま油に浸してある生レバーと、薬味として刻みニンニクとネギが添えられてます。


d0025570_1712494.jpg

何事も生は危険なので、殺菌効果(?)のあるニンニクを乗せて食します。


d0025570_17143174.jpg

では、いただきまーす!!


d0025570_17151425.jpg

ひとくちでパックンチョ!!


どうですか、メガネさん?
最後のレバサシの味は??


d0025570_17163676.jpg

ビローン!!

まだ喰ってなかったんかよ!!

この期に及んで、レバサシで遊ぶダメメガネ。
PTAに見つかったら「食べ物で遊ぶな」とクレームが来るとこでした。


d0025570_1721158.jpg

「うん、美味いよ、ウマイウマイ!!」

絶対ウソだ。
その顔はウソをついてる顔だよ、メガネさん。


d0025570_17221760.jpg

だって、そのあと「シメサバ」を喰ったときは・・・


d0025570_17233462.jpg

ベリッシモ!!

美味しさの最上級が飛び出しましたから!


d0025570_17255310.jpg

メガネさん的には、「レバ刺し風こんにゃく」で全然OKなのでした。




では、レバサシファイナルということで、
過去に食した思い出のレバサシ画像を集めてみました。


d0025570_17341157.jpg

「やきとん もつやき 木々家@豊島区池袋2-36-11」


d0025570_17351254.jpg

「やきとん万備@板橋区中板橋13-11」


d0025570_1739549.jpg

「ホルモン焼 さっちゃん@板橋区南常盤台」 ※閉店


d0025570_17432826.jpg

「炭火焼鳥 勇〜ISAMI〜 @豊島区西池袋1-37-16」


d0025570_174921100.jpg

「備長炭串焼 桜亭@渋谷区桜丘町25-17」


d0025570_17555310.jpg

「もつ焼き のざわ@板橋区常盤台4-5-21」


d0025570_17595616.jpg

「饗酒堂 温on@北区十条仲原1-1-2」


d0025570_19392181.jpg

「串焼き 肉刺し 一献(大山店)@板橋区大山町6-6」


d0025570_19443789.jpg

「てしごとや(護国寺店)@文京区音羽2-11-19」


d0025570_1949196.jpg

「跳人(護国寺店)@文京区音羽2-11-19」


d0025570_1954226.jpg

「のんき(四谷店)@新宿区舟町11」


d0025570_231026.jpg

「焼肉 ギュービッグ(上板橋店)@板橋区上板橋3-5-1」


d0025570_2353717.jpg

「いっさいがっさい@板橋区南常盤台2-4-20」


d0025570_23565663.jpg

「ジョウモン(六本木店)@港区六本木5丁目9-17」


こうしてみると、かなりレバサシ喰ってますね。
意外とレバサシ好きなメガネさんでした。


では、最後はこの方に締めてもらいましょう。
レバサシといえば、この掛け声が頭から離れません。

メガネ 「すいませーん、レバサシ ニンニクで!!」


d0025570_1253578.jpg

あい、サシー!!!

この声が聞きたくて「豊田屋@豊島区西池袋1-34-5」に通ってました。
数年前に店を辞めてからお会いしてませんが、ご健在なのでしょうか?

では、また逢う日まで、アデュー!!
[PR]

# by wakachannel471225 | 2012-07-15 17:36 | gourmet