光の射す方へ。
オセロ・中島って、「24時間テレビ」のマラソンで痩せるために太ったんだと思った。
ダイエット企画とかで。
イモトじゃつまんねーな。
「あじさい寺」だと勘違いして「長谷寺」を参拝してしまった元・メガネ。
しかも「あじさい散策路」が激混みのため、あっさり断念したロクデナシに、
境内の剛力像が案内したのは、怪しい石穴でした。
決して大きくはない穴の入り口をくぐってみると・・・
弁才天十六童子が壁に彫られていました。
あの有名な弘法大師が作ったといわれてる弁財天とその仲間たち。
石穴特有の涼しげな暗闇に、ロウソクで灯された石像。
かなり怪しいです。
もし一人で歩いてたら、早足に抜け去りたい衝動に駆られますが、
意外と広いこの石穴。
抜け去ったと思った次の瞬間・・・
床一面に・・・
床一面にですよ・・・
ミニ弁才天が敷き詰められてました。
うわっ、超怖ぇ~!!
等間隔に置かれた木彫りの弁財天。
ロウソクの火が怪しい陰影を醸しだし、
見れば見るほど気味が悪いです。
一体、何のつもりで置かれたのか、
どんな思いが詰まってるのか。
無数の煩悩が渦巻くこの穴を、一刻も早く立ち去りたい。
「ごめんよ。大観音を盗撮してごめんよ~!」
心拍数があがり、半泣きになりながら、元・メガネが早足で出口を探します。
そして、やっと地上の光が射す出口を見つけました。
やった!
これで煩悩地獄から開放される!
時空を超えて、光の射す方へ!!
外に出ると、またいつもの穏やかな空気が流れていました。
小さなイヌは、主人の帰りを待ちわび、
中くらいのイヌは、主人を待つことを飽きてしまい、
大きなイヌは、主人を待つことさえ諦め、
境内のイヌは、お賽銭が入るのを待っています。
オレが「阿」で、
オレが「吽」。
左が「ウギャー!」で、右が「ウニャー!」
「最初に好きになったのは私」だけど、「付き合ってるのは私」。
夏の足音がヒタヒタと近づいてますが、
もう少しだけ梅雨を楽しんでみましょうか。。。
by wakachannel471225 | 2009-07-10 19:43 | travel