風の谷の提燈祭り
お塩先生も、シャブPも、
「役者」の活動をしないなと思ったら
「ヤク者」になってましたね。
伊藤英明みたくマジックマッシュルームにすればよかったのに。
風がない
風が?
ほんとじゃ 風が止まった
おおーっ
ババ様 どうしたの?
大ババ様
だれか 私を外へ連れ出しておくれ
風が止むなんて初めて
ババ様 耳が痛い
大気が怒りに満ちておる!!
近い
腐海をきれた! 酸の湖まで3分
エンジンスロー 雲の下へ降りる
なんじゃ この光は!
王蟲!
腐海があふれた 風の谷に向かっている
なぜ どうやって王蟲を?
だれかが群れを呼んでる
ミト シリウスに向かって飛べ
はい!
いる ミト 照明弾!
(ナウシカ) 用意
撃て!
なんだ あれは?
ああっ!
なんてひどいことを
あの子をおとりにして
群れを呼び寄せているんだ
たたき落としてやる
(ナウシカ) だめよーっ!
(ナウシカ) 撃っちゃだめ
ミト やめて!
(ミト) なぜじゃ なぜ撃たせんのじゃ
王蟲の子を殺したら
暴走は止まらないわ
どうすればいいんじゃ
このままでは谷は全滅だ!
落ち着いて ミト
王蟲の子を群れへ返すの
やってみる!
何をするんじゃ 姫様!
ミトはみんなに知らせて
(ミト) 姫様!
武器も持たずに!
我が軍の照明弾では ありません
距離は?
約20リーグ 湖の対岸と思われます
ガンシップだと思うか?
おそらく
(爆発音)
救援を求める信号です
やはりガンシップですな
1時間たった 行こう
待たないんで?
しょせん血塗られた道だ
装甲兵 前へ!
殿下は中へ
ここでいい
ガンシップだ!
空襲!
撃つなー!
やめろ やめんか!
くそーっ!
姫様ーっ!
この場で待機 発砲するな
殿下
あの娘はどうした
姫様は?
後ろに乗っとらんぞ
(ミト) 王蟲だ!
王蟲の群れがこっちへ来るぞ
なんじゃと!
王蟲が?
姫様は暴走を食い止めるために
ひとり残られた
戦なんぞしてる暇はない
みんな高い所へ逃げろ 急げ!
ババ様 赤い光が見えます
どんどん増えてるみたい
こっちへ来るんだわ
ババにしっかりつかまっておいで
こうなっては
もうだれも止められないんじゃ
慌てるな
まだ大丈夫だ
ミト どうせ死ぬんじゃ
谷で死ぬよ
だめじゃ
姫様があきらめない限りあきらめるな
よいか 出来るだけ時間を稼げ
私はすぐ戻る
殿下 まさか あれを?
まだ早すぎます!
今 使わずにいつ使うのだ 行け!
撃たないで 話を聞いて!
鳥みたいなやつだ
あの人は敵じゃないよ
何か叫んでいた
作戦をジャマするやつは みんな敵だ
早くおとりを谷に放り込まないと
おれたちが危ないんだ
来るぞ よく引きつけてから撃て
ああ
あっ
今だ 撃て!
いやだー!
ラステルさん
どけ!
わあっ
王蟲 うっ
ああ うっ
怒らないで 怖がらなくていいの
私は敵じゃないわ
ごめん
ごめんね 許してなんて言えないよね
ひどすぎるよね
動いちゃだめ 体液が出ちゃう
いい子だから動かないで
あっ
(大群が押し寄せる音)
大変だ 見つけられた
ああ! こっちへ来る
だめよ! そんなケガで入ったら
この湖の水は だめだったら!
ああー!
お前
やさしい子 私は大丈夫
今 みんなが迎えに来るからね
あっ
それて行く こっちへ来ない
王蟲 だめよ
そっちは谷があるのに
怒りで我を忘れているのだわ
静めなきゃ 谷が…
はっ
ハハハ ばかめ
自分で招き寄せていやがる
助かった
すぐ脱出だ エンジンを調べ…
アッ よせ!
話せばわかる
私たちを運びなさい
あの子を群れに返します
そんなことをしたって もうむだだ
群れは 止まりはしない
私たちを
群れの先に降ろすだけでいい
運びなさい
しかし君も死ぬぞ
ババ様 みんな死ぬの?
定めならね 従うしかないんだよ
ビクともしねえな
退却しましょう
バカヤロー
逃げるたって どこへ逃げるんだよ
ああっ こら 逃げるな!
待て おーいっ
殿下が戻るまで踏みとどまれ
殿下…
おっ 殿下だ!
やっつけろー
巨神兵だ!
腐ってやがる 早すぎたんだ
焼き払え
どうした それでも世界で
最も邪悪な一族の末えいか!
わあっ!
すげえ
世界が燃えちまうわけだぜ
クシャナ殿下 バンザーイ!
なぎ払え!
どうした化け物 さっさと撃たんか!
うっ!
だめだー 逃げろー!
巨神兵 死んじゃった
その方がいいんじゃよ
王蟲の怒りは大地の怒りじゃ
あんなものにすがって生きのびて
なんになろう
姫姉様!
姫姉様が
あんな所に
ムチャだ!
(ユパ) 王蟲の攻撃色が消えていく
大気から怒りが消えた
王蟲が止まったぞ
姫姉様が!
おおー!
姫姉様 死んじゃった
身をもって王蟲の怒りを
静めてくだされたのじゃ
あの子は谷を守ったのじゃ
(村人たちの泣き声)
見ろ!
(ユパ) おお!
なんだこの光は?
テト…
よかった
王蟲 ありがとう
ありがとう
奇跡じゃ
(大ババ) なんという いたわりと
友愛じゃ
王蟲が心を開いておる
子どもたちよ
わしの めしいた目の代わりに
よく見ておくれ
姫姉様 真っ青な異国の服を着てるの
(少女) まるで
金色の草原を歩いているみたい
うおおっ
“その者 青き衣をまといて”
“金色の野に降り立つべし”
おおっ
ババ様
(大ババ) 古き言い伝えは
まことであった
見て!
メーヴェだ
風だ 風が戻って来た
わーい!
アハハハ!
おわり。。。
by wakachannel471225 | 2009-08-11 21:23