はじまりの予感。
ハンドボールの酒巻JAPANが韓国に敗れました。
サッカーの岡田JAPANはボスニアに勝ちました。
日本人のお腹は中国餃子に負けました。
近ごろ、何となく話題がグローバルです。
1月26日(土) 17:30
日が暮れ始め、灯りがそっとともる頃、
披露宴が始まりました。
満場の拍手と共に現れた新婚さん。
先ほど行われた人前式の緊張から開放され、
多少、リラックスムードでの入場です。
一方、極度の緊張に包まれていたのが、この人↓
「ヤバイ・・・ヤバ・・・ヨ・・・頭の中が・・・真っ白だ・・・」
乾杯の挨拶を任されてる彼の出番は、もうすぐそこです。
笑い顔が、どうみても泣き顔になってますよ。
そんな緊張をよそに、当社の常務取締役のハタケヤマ氏が見事な挨拶を披露しました。
「攻めの営業をみせる新郎と、
堅実な実務をこなす守りの新婦。
攻守一体となった、理想の夫婦だと思います」
素晴らしいスピーチに、会場全体に一体感が生まれました。
そしていよいよ、乾杯だ!・・・と思いきや、
鏡割りのコーナーが間に組まれていました。
夫婦仲良く手を取り合って、
せーのっ!
よいしょっ!
樽酒を升でふるまって、全員に行き渡ったら、いよいよこの人の出番です。
「手の・・・震えが・・・止ま・・・止まらないんだよ」
引きつった笑いで必死に緊張を解こうとすればするほど涙目になり、
こちらにも緊張が伝わってきます。
全身の震えで酒が波打ってますよ。
こんな太っちょさんは、見たことがありません。
この乾杯に賭ける意気込みが、プレッシャーという妖怪と全力で戦っています。
「それでは、新婦の上司であり・・・太っちょさん、お願いいたします」
司会者が情け無用の笑顔で促します。
その瞬間、昼間、青空の下、必死に練習した挨拶を思い出しました。
ゆっくりと、
早口にならないように、
噛まないように、
とびっきりの笑顔で。
「ただ今、ご紹介に預かりました、ヤスダでございます。
イガラシくん、ミユキさん、おめでとう。
ご両家の皆様方もおめでとうございます。
二人のことは、いつも会社で見ておりまくが、今日の二人は輝いてます。
イガラシくんは、男らしく、 ミユキさんは本当にキレイです。
今日の日を忘れじゅ、幸せな家庭を築いてください。
それでは、僭越ではございますが、乾杯の音頭をとらせていただきます。
二人の末永い幸せと、ご両家の益々のご繁栄、
ならびにご出席の皆様のご健勝を祈念いたしまして、
乾杯をしたいと思います。
ご唱和願います。
イガラシくん、ミユキさん、おめでとう、乾杯!!」
少し早口だったけど良しとしましょう。
2回噛んだけど、勢いで押しました。
でも、そんなことよりも・・・
その笑顔でカバー出来たから、合格ですよね!!
披露宴は粛々と進行し、
いよいよ安田企画の登場間近となりました。。。
・・・
・・・
・・・続く。
【次回予告】
果たして、僕らは練習の成果を発揮することができるのか?
君と好きな人が百年続きますように・・・えっ、135歳まで!?
by wakachannel471225 | 2008-01-31 17:05 | HOSENS