ご都合主義かく語りき。

「王様のブランチ」の映画紹介コーナーを見ると、
もうその映画を観たくなくなります。
あそこまで言っちゃったら、もう観る必要ないってとこまで紹介してくれますので。

そんなメガネさんは、映画は邦画しか観ない主義なのですが、
実は、ご本も日本の書籍しか読みません。
だって、登場人物がカタカナだと覚えられないから。。。

9月に読んだ本を書き留めます。
もちろん、当サイトはネタバレ必須ですので。


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【阪急電車@有川浩】

宝塚駅から西宮北口までの8駅を舞台にした短編集です。
折り返しも含めた16話は全て少しずつ繋がっています。
恋の始まり、寝取られた恋、終わらせる恋、女子高生の恋、ワラビ取りの恋など、
とにかく色々な恋バナを電車が紡いでいきます。
途中、日常の大事な事を思い出させる祖母と孫や、
おばちゃんグループの付き合い方に悩む中年女性の話も織り混ぜられて、懐の深さをみせます。
とにかく関西弁の会話がテンポ良くオモシロで、作者のセンスと頭のよさが光ります。
なかでも女子高生・悦子と彼氏の話は秀逸。

印象に残った女子大生・ミサの言葉です。
「価値観の違う奴とは、辛いと思えるうちに離れといたほうがええねん。無理に合わせて一緒におったら、自分もそっち側の価値観に慣れてまうから」


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【夜は短し恋せよ乙女@森見登美彦】

「黒髪の乙女」と称する後輩に思いをよせるあまり、ストーカー化した大学の先輩。
夜の先斗町、下鴨神社の古本市、大学の学園祭など彼は常に彼女の後ろ姿を追い求める。
そんな先輩の思いなど露知らず、常にオモチロイことを求めてる彼女は、
個性溢れる曲者達と度々珍事件を巻き起こします。
「おともだちパンチ」「偽電気ブラン」「詭弁踊り」など、独創的な妄想がオモチロです。
作者はものすごく頭がいいのでしょう。本当に色々なことを知っています。
文体も、会話のセンスもおしゃれな雰囲気を醸しだしてます。
でも、どこか言葉の端々に「オレって頭いいでしょ、イケてるでしょ、どう?」的な臭いが
プンプンして不快感を抱いたのも事実です。

わくわくして「二足歩行ロボット」のステップを踏む彼女。
酔っ払いの戯言を哀しい顔で真剣に聞く彼女。
愛に満ちた「おともだちパンチ」をふるう彼女。
絵本「ラ・タ・タ・タム」を探すべく「なむなむ」と唱える彼女。
巨大な緋鯉を背負いたゆまず歩く彼女。
突如ムチャ振りされたゲリラ演劇「偏屈王」の主演プリンセス・ダルマを怪演する彼女。

読み進めるうちにメガネさんは・・・彼女に恋をしてしまったようです。。。
彼女に恋する先輩との恋路さえ不快に思ってきました。
もはや先輩とメガネ、どちらが妄想してるのか分かりません。
「偏屈王」の最終幕で彼女と先輩が抱き合うシーンでは、忸怩たる思いでした。

そんな妄想メガネに諸君、異論はあるか!?
あればことごとく却下だ!!

メガネさんの脳内変換では
ショートカットの黒髪と白い肌の持ち主といえば、


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双子の姉妹・FLIP-FLAPのお二人のどっちかです。
1990年代にモデルや歌手として活躍されてましたね。
肌がきれいで幻想的な雰囲気が好きでした。

ですが、この作品は2007年本屋大賞第2位だけあって、
2009年には舞台化されてました。
そしてその舞台化された「黒髪の乙女」役に抜擢されたのは・・・


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身長167cmの田中美保さんでした。
デカッ!!
ショートカットなだけじゃん。。。


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【プリンセストヨトミ@万城目学】

「会計検査院から検査に派遣された三人 vs 大阪国」という構図で話は進んでいくのですが、
必要以上に細かい情景描写、周辺描写にこだわりすぎてテンポが悪いです。
全体の三分の二が終わったあたりからやっと本題に入るって感じで、
それまでの妙に長かった説明のくだりは本当に必要だったのかと考えてしまいます。
映画化されましたが、もちろん観ていません。
つか「まきめまなぶ」と読むのですね。
知らなかったです。


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9月は以上、3冊です。
芦田愛菜ちゃんは月に60冊以上読むそうです。

そういえば、映画「阪急電車」にも出演してましたね。
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by wakachannel471225 | 2011-10-13 00:50 | BOOK